'06-7-7~9 山形県移動

鶴岡市からSAT移動

鶴岡市から初SAT移動

山形県鶴岡市に移動したのには、大きな理由があります。 それは99年2月に達成した、CW WACAラスト1が鶴岡市だったからです。 始めて鶴岡市を訪れ、7年前の感動が蘇ってきました。
山形までは東北自動車道で行くのが一般的ですが、往復とも同じルートではつまらないので、往路は常磐道経由で行くことにしました。 常磐高速でも、いわきで磐越自動車道に乗れば、郡山で東北自動車道に合流することが可能です。 出発が遅かったため通勤時間帯に当たり、横浜新道は大渋滞でしたが、首都高に入ってからは快適なドライブを楽しむことができました。 常磐高速では美野里PAで休憩を取り、釜石向けに28MHzをサービスするためモビホからCQを出すと、一瞬浮いてきたところで無事28MHzの小美玉市をプレゼントすることができました。 今回もHB GWマジックのお蔭です。
田舎の風景を眺めながらドライブしていたら、いわきJCで磐越に乗るのを忘れてしまいました。 仕方なくそのまま常磐の終点まで行き、その後はR6とR114で、100kmほど一般道を走って福島ICから東北自動車道に乗りました。
鶴岡市に到着したのが遅かったため、本日は宿の駐車場からモービルホイップで1.9MHzとVO-52でちょろっとだけ鶴岡サービスを行いました。 実は初SAT移動だったのですが、7局もログインできて初めてにしては上手く行った方だと思います。 ただし、ドップラーで周波数が変動するため、誰とQSOしているのか判らないこともありました。

羽黒山近くの山からQRV

羽黒山近くの山からQRV

2日目は6mで1エリアが狙えそうなロケーションを求めて羽黒山近くの林道を走っていると、絶好の場所を見つけることができました。 木々が生い茂っていて展望は有りませんが、これでも山の頂上です。 50MHzの6el・HFのギボシ・衛星用の3/5elをセットし、第一声を6mで発すると期待通り1エリアからバンバンパイルを浴びました。 さらに2エリア・3エリアにもGWが伸びていて、1エリアより好調な感じで呼ばれ続けました。 朝から1日中強力なEsが出ていてHF HBと6mを楽しむことができました。 特に6mでは近距離Esで8エリアから呼んできた局が興奮気味だったのが印象的でした。 北海道から見れば山形は近距離ですからね。

SATモービル移動

SATモービル移動

初めて移動先からモービルで衛星通信に挑戦してみましたが、ドップラーを追っかけながらパドル操作とログ書きを同時にこなす必要があり、高度なオペレーションを要求されます。 さらにANT追尾作業が加わるとなると、どうなるのでしょうか。 低軌道衛星の場合は、運用できるのは15分程度となり短時間一発勝負的な交信スタイルになるので、私の性に合っています。 これからアクティブにSAT移動をしたいと思いますが、本格的デビューまでには、も少しトレーニングが必要なようです。

西村山郡西川町移動

西村山郡西川町から6mにQRV

3日目は寒河江市からの運用を予定し、山形盆地を流れる寒河江川の河川敷目指して山形自動車道を南下しました。 暫くすると南側に開けた山の斜面に山頂に向う山道が有ることを発見しました。 ここからであればGWで1エリアを狙えるはずと思い、急遽、高速を降りて、山道を行けるところまで登っていきました。 行き止まりの場所まで山道を登っていくとそこには車を停めるスペースがあり、早速6mの6elを組み上げてCQを出しました。 すると即座に1エリアからのパイルを受けました。
EsでドカーンとやるのもFBですが、339カスカスGWも面白いです。 しかし、残念だったことは、2エリア・3エリアからは殆ど呼ばれなかったことです。 Condxが悪かったのか、それともロケーションの関係だったのか。 鶴岡市では2エリア・3エリアからガンガン呼ばれたのとは対象的でした。
なお、ここは西村山郡西川町です。


今回の移動では、
HF --- 5mL釣竿LW+ATU / ギボシDP / モービルホイップ
50 --- 6el
SAT -- 3el/5el
のANTを上げました。