'11-08-2~4 屋久島移動

屋久島町移動

屋久島町移動

出張セットのFT-817と軽量タイプのギボシをリュックに詰めて、種子島から高速船で屋久島へ渡りました。 期待していたハイバンドのCondxが悪かったので、7MHzをメインで屋久島町のサービスを行いましたが、5W QRP運用だったのでパイルに呼び倒されないように注意して運用しました。 平日の夕方に短時間運用しただけでしたが、交信数はそこそこで久しぶりにパイルを楽しめました。 なお、こちらのキーイングがメロメロだったのは、マイクジャックにキーを接続しての運用だったため、スクイズ動作のレスポンスに違和感があり短点抜けが発生したためです。

荒川登山口

荒川登山口

さて、今回の屋久島ツアーの目的は、ラジヲではなく縄文杉です。 朝4時過ぎに宿をレンタカーで出発し、前日に予約しておいたお弁当を弁当屋さんで受け取り、登山バス乗り場である屋久杉自然館に到着しました。(島にはコンビニが無いため、登山者向け早朝営業のお弁当屋さんが多数あります。注:要予約) 4:40発の登山バス(片道\850 乗車券は観光案内所で前日に購入)に揺られること約40分、荒川登山口に到着しました。 登山口ではすでに多数の登山客で賑わっていたので、トロッコ道での渋滞を避けるため、日が昇る前の暗いうちに出発(5:30)しました。 トロッコ道では枕木の間隔と歩幅が微妙にミスマッチしているので、なかなか歩き難いのですが、コース途中からは枕木の上に渡し板が引かれていたので、歩くペースをアップすることができました。

トロッコ道

トロッコ道

トロッコ道を歩き出してからしばらくすると雨が降り出してきました。 屋久島は雨が多く、特に山では1年のうち360日は雨が降るそうです。 雨に濡れた屋久杉の森を歩くのも、コケの緑が映えて良いものでした。 雨合羽を着てトロッコ道を歩くこと2時間、いよいよ山登りが始まる大株歩道入口に到着(7:30)しました。 ここまでは軽い登り道なのですが、雨合羽を着ているのでまるでサウナに入っているみたいで、汗ダラダラ状態でした。 このため予想以上に水の消費量が増えてしまいましたが、水場は多いのでペットボトルを1本持って行き、随時補充しながら行けば問題なしです。 なお、私はペットボトルを3本持って行き、帰りには屋久島の美味しい湧き水を詰めて持ち帰りました。 これで焼酎を飲むと格別ですよ。

縄文杉

縄文杉

大株歩道は岩場の急斜面で道が狭く、特に雨が降っていると足元が滑って転落する危険があり、要注意のコースです。 このコース上に翁杉・ウィルソン株・大王杉・夫婦杉があって、そして縄文杉に8:40に到着しました。 縄文杉で記念写真とカスカスへの書き込みを行い、9時から下山を開始しました。(縄文杉でdocomoが使えたのには驚き) 大株歩道の下りでは登りの渋滞にハマリ、大株歩道入口に到着したのが10時で上りに要した時間と同じでした。 あとはトロッコ道をひたすら荒川登山口に向けて歩くだけです。 途中お弁当休憩をとって、荒川登山口に辿り着いたのが12時ちょうどでした。 なお、帰りのバスは14時が始発なので、2時間あまり誰も居ない待合室でぐっすりとお昼をしました。

平中海中温泉

平中海中温泉

そして、登山の次は温泉です。 屋久島で1番のお気に入りの尾之間温泉へ。(屋久杉自然館から約40分) ここはお湯の量が豊富で人気があるので、早めに行ったほうがゆっくりできます。(\200) さらに島の南端にある平中海中温泉へ。 ここは波打ち際の岩場にあるので、干潮時の前後2時間しか入浴できません。(\0 ただし清掃協力金の募金箱があり) また、塀など何もないので、外から丸見えで脱衣所もありません。 私が行ったときは誰も入浴客は居なかったので波の音を聞きながらゆっくりと入れましたが、温泉から出るころになると多くの観光客が訪れ、温泉を上がるタイミングが難しかったです。