上川郡愛別町
ビールとおつまみを買い込んで、札幌バスターミナルから高速バスに乗り込みました。 目的地は紋別市です。 17:45に札幌バスターミナルを出発し、居眠りから目覚めるとちょうどSAT VOタイムでした。 バスの乗客は4人~5人程度でガラガラ状態です。 そこで走行中のバスの中からバスSATにトライすることにしてみました。 衛星のパス方向がバス進行方向正面だったので、ANTは窓際ではなくフロントガラス方向に向くようにしました。(写真参照) CQを出し始めるとMEL付近でSBU/KJR/PKUさんからコールを頂き、バスSATに初成功しました。 MEL=30degと手ごろのパスだったし、バスのフロントガラスは開口面が大きいので上手くできたと思います。 ちなみに写真前方が進行方向で、座席は最前列です。
紋別市
札幌から高速バスに揺られること6時間、やっと目的地の紋別に到着しました。 ホテルではモビホを窓から突き出してSATにQRVしました。 部屋は北向きだったので西パスでも東パスでもアクセスできますが、北側半分しか使えなかったのがちょっと辛いところです。 それでもVO/FOの4パスにホテルの部屋からQRVし、20QSOとまずまずの成績に満足でした。 しかし、VO/FOの連続パスを部屋の窓を開けっぱなしでQRVしたので、オホーツクの北風で寒かったです。
旭川市-1
紋別から猛吹雪の峠道を無事通過して旭川市に到着しました。 早速ホテルの窓からANTを突き出そうとしたら、何と窓が開かないことが発覚しました。 初めは窓が凍り付いているのかと思いましたが、どうやら安全上の理由でロックされていたようです。 9FのFB Locだったのに残念です。 仕方なく吹雪の中、出張お手軽セット持ってホテルから出動しました。 雪が激しかったので**屋さんの軒下を拝借して、そこにANTを設営しました。 しかし、駅前通りのため周りはビルばかりで、殆ど衛星は見えずに2パスで数QSOの寂しい結果になってしまいました。 もう少し頑張りたいところでしたが寒さも限界に達し、指先の感覚もなくなってきたので終了とし、お待ちかねの第2ミッションである旭川のすし屋さんへGO
旭川市-2
翌朝も時より激しい雪が降る悪天候でした。 寒さにめげてホテルの室内からSATにトライすることにしましたが、自局のループどころか他局のDWNも聞こえな状態でした。 部屋の窓ガラスに金属製の格子が入っていたのですが、これがシールドとして働き電波を遮ったのかもしれません。 結局、室内からは1局もQSOできずに終了です。
旭川市-3
ホテルの部屋からではSATが出来ないことが明らかになったので、寒さに耐えて外から運用することにしました。
西パスMEL=50degの軌道条件に適した運用場所を求めて、旭川駅前のローターリへ行くと、パス方向が開けた適地を見つけました。
ここならビルに邪魔されることもなさそうなので、いつもの様に雪山にホイップを突き刺しAOSを待ちました。
駅前なので人目がちょっと気になりましたが、10分ほど我慢するだけですからね。
これにて北海道ローラⅤは終了しました。
FT-817にモビホと言う貧弱システムでしたが、多くの方から呼ばれて感謝いたします。