UTV-1200の内部
マキ電機のUTV-1200BPⅡPでCWを運用すると、トーンが
『 ピヨピヨ 』って感じの音でした。
原因は送信のキーイングに合わせて、57MHz帯局発の発振周波数が約10Hz振られているためでした。
10Hzの変動でも20逓倍もするので200Hzの変動となり、FMでは問題なくてもCWでは影響大です。
初めはVCXOの電源電圧変動を疑いましたが、キーイングしても大きな変動は無く、これが原因ではありません。
水晶や局発回路裏面にあるリレーに手を近づけると発振周波数が大きく変動したので、水晶のグランドを強化することにしました。
(基盤中央にある青いケースのものがリレー)
水晶のケースをアースする
半田吸い取り用の平編み線で水晶のケースをアースに落とすと 実用上気にならない程度までに改善することができました。